生きていることは偶然である

父と母がどこでどのように知り合い

どのようにして私が生まれたのか。

偶然である。

 

私の両親の生まれた時と所

これは私にはさらに選ぶことはできない。

偶然である。

その上の両親の偶然は広漠のかなたにある

 

私はどのような国の

どのような社会の

どのような文化の

どのような時代の

下で育ったのか。これは私には選ぶことはできなかった。

偶然である。

 

私はこれまでに誰に出会い、誰と何をしてきたのか。

選んだようで、後で考えると、そうでしかなかった今

を生きている。

ここまでくると

偶然か必然かわからなくなる。

 

その時の偶然をどうして後で必然と感じるのか。

私が今ある偶然と必然の謎を解けるものがいるか。

 

わからない。

寝る。

 

 

社会主義共産主義 再考

最近、

人新世の「資本論」 斎藤幸平

にはまっている。

これを読んでいるといくつかのことが符合する。

a.社会主義共産主義と聞くと、拒否反応をする人が多い。

  そんなに否定的なものであれば、とうに消えているはずなのに

  マルクス研究者、社会主義者共産主義者は今でもいる。

  どうしてか。

b.戦後、日本でも大きく盛り上がったのに、高度成長期を経て

  退潮した。どうしてか。

c.先ず、ソビエトスターリニズム)、中共毛沢東主義)の

  失敗が大きな先入観となった。これに、資本主義イデオローグ

  の悪宣伝が重なり、また、高度成長の成功もこれに加担した。

d.人新世の「資本論」が開眼させてくれるのは、マルクス

  資本主義を超克するために考えたことは、ソビエト中共

  のプロパガンダとは全く別物のだということだ。

e.助け合い、相互扶助などのキーワードがたくさん用いられている。

f.マルクスも具体的な社会変革の図を描くことはできなかったが、

  イメージはしっかり残してくれた。

h.「コモン」の考え方は非常に重要あると思う。

 

全体主義と個人主義

 何かを言うとすれば、何かの定義を先ずはっきりさせなければならない。

定義とはそれが持つ集合と論理的な限界をはっきりさせる文言である。

集合と論理的な限界の意味は同じである。

定義を定義することも証明することもできない。

定義の正当性の根拠は人間の理性のみである。

一言でいえば、誰が聞いても納得できるものが定義である。

点に大きさや線に太さがあれば、幾何学は成り立たないようなものだ。

 

個人主義:自分のことだけ、または自分に係わる周りのことだけを第一とする

     考え方とその行動。個人主義者の生活には自分のこと以外は存在しない。

     従って、複数人の個人主義はあり得ない。

     一人一人の人間に特有で似たものがあって、分類できても

     完全な共通性はない。

全体主義:全体が個人に優越するという考え方。

     逆にとれば、個人は全体より劣位であり、全体が優越する場合、

     個人の犠牲をいとわない。また、それを受け入れる考えとその行動

     である。

 

 

オリンピックの商業化をさらに進めよう

 近年の経費増がオリンピックの足を引っ張っている。

しかし、世界のアスリートにとってオリンピックの舞台は

なくてはならないものである。また、国威発揚を狙う

ナショナリストにとっても同じだろう。

 開催できなければ、みんな困る。しかし、少なくとも、

開催国が赤字になることはないような構想が必要である。

 

いくつかの案があるので紹介する。

a.メダルを有料化する。

  金銀銅は従来通りだが、授与は有料とする。すなわち、

  記録としては認められるが、メダルの授与は料金が必要である。

  これはたぶん受賞国の税金で賄われるので、多少高くでもよい

  と思われる。

 

b.メダルを増やす。

  人類の発展に貢献した材料を使ったメダルを増やす。

  候補としては次のようである。

  鉄メダル

  アルミメダル

  プラスティックメダル

  木製メダル

  紙製メダル

  磁器または陶器メダル

  この通りにするとメダルは9種類となり、

  種目によっては全員メダリストになることができ、

  アスリートには大変喜ばれることが予想される。

  金額の差はあれ、もちろん授与は有料とする。

c.ドーピングカテゴリを作る。

  ドーピングが自由なカテゴリを作り、薬による

  身体能力の極限を競う。生命及び後遺症の保証はない。

  製薬会社、軍事組織のスポンサーを募る。

d.聖火ランナーを1m単位で販売する。キャッチは

  「あなたも聖火ランナーになれる」でよいと思う。

  「最終ランナーは特別価格になります」の注意書きも必要です。

  これをギリシャから開催国への往路のみでなく、

  終了後の開催国からギリシャへの復路にも適用すれば、

  半永久的に原資となるのではないかと予想できる。

 

以上、IOCの皆様、検討をお願いします。

 

 

  

東京オリンピック開催法案大綱

やる、やらないの2項対立ではもう間に合わない。

足して二で割る『落としどころ』という

日本的な知恵がある。これで行こう。

開催の条件は次のようである。

・開催はする。

・開会式は、天皇陛下、首相、IOC会長、ワクチン接種済の観客100人、

 聖火ランナー、各国代表各1名の参加者のみとする。

 マスコミは機器を遠隔操作をする。

 

 開会式の式次第

 ・陛下の開会宣言

 ・聖火ランナー点火

 ・各国代表入場(駆け足で入場すること)

 ・花火打ち上げ

 ・各国代表退場(駆け足で退場すること)

 ・1時間以内で終了することをめざす。

 ・・アトラクションはしない。

 

 開会式の式次第

 ・陛下がテレビで閉会の玉音放送をする。

  すべての試合が終った時点で大会関係者は東京には誰もいないことを目指す。

 

社会的対応として、感染者をできる限り下げる事を第一義とする。

 ・東京都内は戒厳令並みのロックダウン態勢とする。

 ・学校は休校し、児童はできる限り地方に疎開する。

 ・大会関係者及び交通、通信、警察、消防、病院、水道、ガス、電気など

  社会インフラの要員を除いて、住民はできる限り東京から地方に避難する。

 ・選手団はホテルからは外出禁止とする。

 ・選手団の移動はバスで送迎し、試合が終れば、速やかに帰国してもらう。

 ・選手団の食糧は自衛隊の車両、ヘリコプターなどを使って供給する。

 ・国歌斉唱、国旗掲揚、ファンファーレ、記者会見など試合以外の項目は

  すべてすべて中止とし、できる限り期間を短縮し、数週間以内に会期を

  短縮する。試合は24時間態勢で消化するものとする。

 

以上、一応開催しまた。

お金と資源の関係

最近 齋藤幸平著の「人新世の資本論」にはまっている。

いままでもやもやしていたものがだいぶすっきりした。

そこで考えた事を書いてみる。

 

a.お金は人の概念である。

  お金、すなわち貨幣、通貨は人の概念である。

  人以外の動物がお金を使って交換することはない。

b.お金は価値の概念である。

  価値のないものは交換されない。金にならない。

  価値には使用価値と交換価値がある。

  万年筆は使用価値である。壊れた万年筆はゴミとしての価値しかない。

  ところが、文豪が使っていた万年筆は使用価値を離れて、壊れていても

  交換価値がつき、高値で交換される。

  以下では、使用価値についてのみ考察する。

c.使用価値は資源と結びついている。

  資源は大きく二つある。一つは自然資源、もう一つは人的資源である。

  自然資源は自然物であり、自然から与えられるもののすべてである。

  農業、林業水産業、製造業のいずれも収穫物、原料などの自然物無しにはありえ  

  ない。

  人的資源は人間の労働である。

  これはマルクスが指摘した人間と自然の特別な関係である。

  人以外の動物には労働はない。

  人間の労働が単なる自然物を使用価値に変換する。

  この過程が人的資源である。

  また、人的資源を交換することもある。これがサービス業である。

  しかし、サービス業の対価としての価値も最終的には使用価値として交換され、

  自然物が消費されることとなる。

d.お金は価値を交換する道具である。

e.物価が上がる。

  去年100円で買えた物が、今年200円になっていたとする。

  ものが同じであるとすれば、お金の価値は半分になり、

  その物の価値は倍になったことになる。

  その物が自然資源から作られたものであるとすれば、

  その物の自然資源は倍の価値に上がったこととなる。

  自然資源が希少になり、価値が上がったのか、労働資源の価値が上がったのか

  どちらかになる。また、両方とも上がることもあるだろう。

  ここで、生産性が問題となる。

f.生産性について

  自然資源と労働資源を投入して、これまでの単位時間当たりの

  倍の生産量が実現できたとすれば、生産性は倍に上がったこととなる。

  生産機械または人的資源の効率改善が原因となる。

f.恒常的に物価が上がるのはなぜか。

  自然資源が少なくなってゆくからである。または、同じ自然資源が

  より多くの人的資源の投入無しには同一の収量が得られなくなり、

  人的資源の投入量の増加分を含めて、相対的に価値が上がるからである。

  ところで、科学、技術の発展は生産性を挙げてきたのだが、

  歴史をみると物価は変動しながらも、平均すると恒常的に上がっている。

  つまり、生産性の向上は自然資源の枯渇を止めることができないでいること

  になる。この結論は平凡である。地球に宇宙から資源が投入されるわけではない

  のに、人口のみが増えているので当然といえる。また、生産性の向上は

  自然資源の減少に追いついていないことになる。

g.恒常的に物価が上がるのは、自然資源の減少が原因である。

  これが今日の結論である。

 

乞う、ご意見。

 

以上

  

 

 

 

  

 

2021年5月 ハマス、イスラエル、中共 凄い記事を見つけた。

 

 表題の通り凄い記事を見つけた。

リンクは下のとおりです。

【遠見快評】なぜハマスは戦争を始めたのか?

【遠見快評】なぜハマスは戦争を始めたのか? 中東混乱の裏に中共の影 欧米諸国がハマスを非難:イランとハマスを支持する中共の役割とは?ハマス叩きのめされてやっと、中共が停戦を求める - YouTube

内容は上記を見てもらえばわかることですが、

私としては、中東紛争の蔭に中共がいることをはじめて知りました。

中共の陰謀能力は凄いですね。

以上