オリンピックの商業化をさらに進めよう

 近年の経費増がオリンピックの足を引っ張っている。

しかし、世界のアスリートにとってオリンピックの舞台は

なくてはならないものである。また、国威発揚を狙う

ナショナリストにとっても同じだろう。

 開催できなければ、みんな困る。しかし、少なくとも、

開催国が赤字になることはないような構想が必要である。

 

いくつかの案があるので紹介する。

a.メダルを有料化する。

  金銀銅は従来通りだが、授与は有料とする。すなわち、

  記録としては認められるが、メダルの授与は料金が必要である。

  これはたぶん受賞国の税金で賄われるので、多少高くでもよい

  と思われる。

 

b.メダルを増やす。

  人類の発展に貢献した材料を使ったメダルを増やす。

  候補としては次のようである。

  鉄メダル

  アルミメダル

  プラスティックメダル

  木製メダル

  紙製メダル

  磁器または陶器メダル

  この通りにするとメダルは9種類となり、

  種目によっては全員メダリストになることができ、

  アスリートには大変喜ばれることが予想される。

  金額の差はあれ、もちろん授与は有料とする。

c.ドーピングカテゴリを作る。

  ドーピングが自由なカテゴリを作り、薬による

  身体能力の極限を競う。生命及び後遺症の保証はない。

  製薬会社、軍事組織のスポンサーを募る。

d.聖火ランナーを1m単位で販売する。キャッチは

  「あなたも聖火ランナーになれる」でよいと思う。

  「最終ランナーは特別価格になります」の注意書きも必要です。

  これをギリシャから開催国への往路のみでなく、

  終了後の開催国からギリシャへの復路にも適用すれば、

  半永久的に原資となるのではないかと予想できる。

 

以上、IOCの皆様、検討をお願いします。