孟晚舟氏に同情する-権力と個人-

やっと自由になれたと思いきや

新しい監獄が待っている

偶然に権勢の家に生まれて

ほかの世界を知ることができた

周りの人たちは自由の世界を知らない

私はその世界の空気を吸ってしまった

あそこに戻れば、

いつも何かが違っているという

感覚からは逃げられないだろう

どんな立場にいようとも

人間の感覚は正直なものだ

生きるためにはそれを押し殺さなければならない

これは物理的な監獄より苦しいかもしれない

カフェラテもティファニーもさようなら

権力(共同幻想)と個人(個人幻想)が逆立する

典型的な例である(下2行は吉本隆明より)